補綴物に対する考え方
欠損が無く、既存の咬合高径と咬合様式の中で行われる補綴なのか?
欠損を含む既存の咬合高径や咬合様式を変更しなければならないケースでは大きな違いがあります。
審美と機能を両立し、それが長期的に口腔内で維持される補綴物を目指します。
補綴物において重要な事は補綴物の要件を満たしている事にあります。
スタディグループに所属されている先生であれば、そのグループならではの考え方や、方法などがあると思います。
まずは先生が思う良い補綴物が何なのか?それを補綴物に反映させることが出来る技工士であるかをご確認ください。
弊社の補綴物に対する意識をご理解頂けると幸いです。
補綴物においての大事な5つの要素(機能)

この5つの要素は機能の上でとても大事な要素です。この点と線、面をつなぐことによって「形態的な審美」その中にある「色としての審美」が決まります。
審美と機能を両立させるためには、機能を確立する必要があるというのはこういう事なのでしょう。そして、複数歯での補綴であるなら、既存の顎位や咬合様式での補綴なのか、意図的に変える必要があるのかを考えなければなりません。
もう一つの大事な要素(審美)
審美的な要素は大事ですが、答え1つではありません。
これは人の感覚によるものですので、これが正しいと押し付ける事は出来ません。
特に患者さんと術者の間においては、プロフェッショナルな観点から審美を提案しなければなりません。
ナチュラルな審美と人工的な審美、機能面と相談しながら長期的に存在できる補綴物を提供する事が使命といっても良いでしょう。
そしてそれらがなるべく調整が入らない状態でセットされる事が理想とされています。
これらの要素は歯1本あたりの考え方や少数歯補綴での基本的な考え方と捉えればよいでしょう。
もし欠損を含む補綴であったり、単に咬合支持数を増やせば済む様な欠損補綴でない場合は、より綿密な審査や診断が必要となるのではないでしょうか。