8月6日(土)は久しぶりにリアルでの勉強会でした。2年以上ぶりですかね。
このご時世ですからリモートと併用しての開催でした。
歯科の勉強会は有名無名、大小合わせればたくさんあります。そこには何らかの目的を持って勉強会が行われています。
この勉強会は一人20分の発表、40分のディスカッションという形式で2名の演者が発表します。
私の経験してきた勉強会は、演者が「どやっ」っていう様なチャンピオンケースを出し、2つ3つの質問があって終わりという様なものが多かったですが、ここではまず、発表するという事が目的の一つとなります。また、他者の発表に対して質問をしないと怒られます(笑)
とはいえ、ギスギスした感じはありませんよ。比較的おだやかに感じています。
勉強会に参加して思う事は、歯科医と技工士での目線の違いです。技工士は補綴物の設計やマテリアル、出来栄えに注目してしまいます。
ただただ「補綴物」の見た目を追ってしまいます。
ケースによっては将来的に「崩壊」しかない様なケースだってあります。それをいかに延命していくかを考えるのも「補綴治療」にとって必要なんだなと・・・
患者がどういった理由で来院し、何を求めているのか?に始まり、補綴に至るまでの経緯、目標としているゴールを知らなさすぎるのだなと実感します。
一部の先生は患者のデータを技工士と共有し、初診時から技工士を関わらせます。これによって最終補綴物の製作までを、同じゴールを意識しながら進めることが出来るので悩むことが最小限に抑えられます。もちろん全てのケースで必要な訳ではありません。必要なケースを仕分ける必要があります。
技工士も一人の患者さんの経過(特に長期経過)を追う事によって見えていなかったものが見えてきます。それは非常に重要な事ですが、歯科医次第です。
もし補綴治療のレベルを上げたいと思う先生がいたら、日頃から技工士を巻き込む事をして下さい。そして経過やセット後の画像を技工士に見せるようにして下さい。
きっと何かが変わると思います。


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