

単冠の補綴では、色を合わせたいと思われる先生方も多いと思います。
技工士だって合わせたいと思います。
まず、こういったケース(色)では技工士が立ち会う意味はそれ程ありません。
先生方の中には、技工士が色を見れば合うと思われている方が多いと思います。直接見る事は有利ですが、当然全てのケースを見るわけにはいきません。たまに難しそうな色だから見に来てほしいと言われる事がありますが、先生方が難しいと思う色は、多くが老年代と言われるケースで、オレンジや茶色が入っているケースです。
技工士としては、そういったケースは意外とイージーケースなのです。
厳密な色合わせというより、それっぽい色を入れておけば、それなりに合って見えてしまう事が多いのです。
むしろ単調な色で,一見コントラストがなさそうな色程技工士にとっては難しいのです。いわゆる若年代と言われる様なケースですね。
これは、これといった特徴が少ない分、歯の「明度」が合っていないととても違和感を感じてしまうからです。
ではどうすれば良いのか?というとなるべく見た目に近い写り方をしている画像を送ってください。
フラッシュによるハレーションを起こしている画像や、極端に露出が高かったり、低すぎる場合もNGです。
それによって、色の難しさから立ち会う所を決めていきます。
理想としたら、①シェードテイク→②ビスケットベイクまたは内部構造でステイニング→③エクスターナルステイン→④完成 すべて立ち会えれば一番良いのですが、「無理」です!
なので、限られた所で一番効果的な立ち合いは「②ビスケットベイクまたは内部構造でステイニング」で立ち会えるのが理想ですね。
もちろん1回で必ず会うという事でもないので、色については歯科医とのコミュニケーションがとれていないと難しい場合があります。
色合わせのケースを全てワントライ(試適なし)で依頼される先生もいらっしゃいますが、100%合わせるのは難しいと思っていて下さい。
一番良いのは立ち会わなくても色を合わせられる事なんですが!

